慣性の法則

車には慣性の法則というものがあります。これは車は動いているときはそのまま動き続けようとして、止まっているときにはそのまま止まった状態でいようとする法則があるのです。このため、車は急には止まれないということになるのです。
車はこの慣性の力が働くので走行中に急ブレーキをしてもすぐには止まれなくてある程度の距離を走行して止まることになります。このブレーキをかけてから車が完全に停止するまでの距離を制動距離といいます。そして、人は危険を感じてもすぐにブレーキを踏めるわけではなく、足を動かすまでに少しの時間がかかります。この危険を感知してから実際にブレーキを踏むまでの時間中も車は走行を続けているので、この間に車が走行する距離を空想距離といいます。
この制動距離と空走距離を足したものが、人が危険を感じてから車が停止するまでの距離ということになります。
この距離は車の走行速度や重さによっても変わってくるのですが、走行速度が速くなればなるほど長くなるので、車はスピードを出せば出すほど停止するのに必要となる距離は長くなっていくので注意をする必要があるのです。
こういったことになるのは慣性の力が車に働いているからです。

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